134】春目前

順次高校合格の報告をしてくれてます。
公立高校受験の子もいますので、全員が決まり次第お知らせする予定です。

先週の奈良西シニアさんとのオープン戦、いくつかの収穫もあり、また心地よく、実に有意義な一戦でした。
まだまだ始まったばかりでやらなければならない事が沢山あるし、相変わらず体作りや体力強化には全く興味が無く小手先の技術ばかりを求める勘違いの選手も数名いるが、まぁ今のところ、4~5人の選手は何かを感じ、取り組む姿勢が変わってきた。
それ以外の選手も早く気付いてくれなければならないし、5月までには何とかしたいと思います。
気付いてくれなきゃどうしようもないが、それとも今以上に差をつけられないと気付かないのか…?
反抗期ゆえ顔や態度に出す選手もいるが、悔しかったらそれをバネに徹底的に頑張ってみたらどう?
もし悔しくないのなら…、スポーツ選手としてはちょっとしんどいな。
キッカケは何でもいいのです。
誰の為でもなく自分の為です。
結果的に人の為にもなる。
恩返しにも繋がる。
目の色を変え取り組む事。
まだまだ体作り、体力強化に主眼を置く事。
アンテナを高く敏感になる事。
スイッチのON,OFFをハッキリする事。
今私が望んでいるのはこれです。

それにしても奈良西シニアさん、良いチームです。
サード、ショート2人の中心選手が選手をまとめ、率先している。
皆に良い影響を与えている。
センターの野球小僧も見ていて楽しい。
そのチームを率いる監督の土居さんは同郷山口県の同期、宇部商業から法政大学でキャッチャー出身ということもあり、堅実な野球とチーム作りをされます。
良きライバルであり、良き友でもあります。
またお手合わせよろしくお願いします。

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133】残念・期待

年明け最初の大会、茨木市長旗杯は 4対4 の引き分け抽選負け。
4点しか取れなかった事、そして4点も与えてしまった事。
その現実を選手も指導者も確りと受け止めて、今後をもっともっと強く意識する取り組みに変えていかなければなりません。
それが出来なければ進歩は望めない訳で心してグランドに来てください。
たしかに、自チームびいきの、目を疑いたくなるようなミスジャッジを三度もされ、さすがに納得がいかずその説明を求めグランドに出た監督の私にまで相手チームのスタンドから行儀の悪い大人関係者が野次を飛ばしてくるなど、礼儀も何もあったもんじゃない、まるで野球とは違う争いと化した。
しかしそれでも勝たなければいけない試合だし、いや、だからこそ勝たなければならない敵なのだ。
正しい事ではないが、我が豊中シニアの御父兄には微妙な場合は相手チーム寄りのジャッジで結構と指示してあるし、迷わない為になるべく実践練習への参加をうながし、経験を積んで頂くようにしている。
さわやかなスポーツをしたいからです。
感情の入るジャッジがあってはならないわけで、ミスジャッジはあっても仕方ない。
ミスジャッジはあっても仕方ないが、そのジャッジに個人的な特別な感情が一切入って来てはならないのだ。
さりとて御父兄が協力してくださってるのも事実。
よって私は公式戦においては諸事情があろうとも、前審判、後審判を義務付けるべきとずっと提唱している。
練習試合以外はこれでいかないと、勝っても負けても後味の悪いものになるし、何より子供達に説明がつかないではないか。

話は変わるが、うちの38期生OB、現在神港学園3年生の松本がプロ野球の審判試験という非常に狭き門に挑戦し合格した。
責任感もプライドも持ち合わせた中心選手でした。
後輩からも慕われていた。
きっとその人柄を見込まれての事だろうと私は思います。
シニア時代の最後の大舞台でもホームランを打ってくれた。
今後は四国アイランドリーグや米国マイナーリーグで経験を積み、10年後くらいには日本のメジャーリーグで姿を見る事が出来るかもしれません。
楽しみにしています。

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132】シーズンイン

例年12月下旬から1ヶ月間程度は能勢町のホームグランドが雪や凍結のため使えない事が多く、その代わりに豊中ローズ球場さんや豊中市内の中学校さんに御依頼し、練習場所を確保しています。
しかし今年の気象はやはりいつもとは違い、毎週末ホームグランドの状態はとても良好です。
昨年、外野の拡張工事や内野の黒土化も終え、両翼92メートル、センター108メートルの、中学生野球としてはまずまずの専用球場になりました。
ちょうどこれからが今春小学校を卒業する子供達のシニア練習体験の時期。
例年より気候のタイミングが後にズレて、これから寒くなり悪コンディションになるかもしれませんが、豊中市内でお借りするグランドでの体験練習参加ももちろんですが、是非一度、能勢町のホームグランドに足を運んでいただき、普段の練習風景を御覧いただき、また、練習にもご参加いただけたらと思います。
野球が大好きな新1年生、新たな挑戦をしたい新1年生、4年後に甲子園をも目指す新1年生、グランドで待ってます。
是非体験に来てください。

さて新チームですが、まだまだです。
大切な事に気付かない選手が多い。
すでに気付く事が出来た選手は、こちらが黙っていてもしっかりとトレーニングをしている。
伸びてきている。 そんな選手が数名います。
しかし大半の選手がのんびりのマイペース。
人の目を盗んで怠け、楽をする。
選手諸君よ、ランニングの数を少なくごまかして、距離を短くごまかせて、手抜きのスイングで質も量もチョロマカして、人より楽な練習が出来た事が嬉しいの?
それで何か得をしたの?
そこに何の意味があるの?
そんなんじゃ何かを得るより何かを失っている…。
キッチリやりきるという心意気があるかどうかで選手の質も品格も大きく変わってくると思うが、心の成長はなかなか難しい…。
この日々の積み重ねの違いが数ヵ月もすれば取り返しのつかない大きな差となるのだが…。
すもう界の大関、琴奨菊関が優勝しました。
人柄が滲み出た、応援したくなる関取さんです。
その琴奨菊関のコメントを新聞で読みました。
「自分を見つめ直し、気付き、取り組む意識が変わった。そして、準備の大切さを知り入念に準備するようになり、集中力も増した。結局気持ちの問題だった。精神力が大事なんです。」
小手先の技術ばかりを追い求めてしまうと理解出来ないでしょうが、私には大いに支援、参考になる記事でした。

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