122】秋季関西大会に向けて

久しぶりの投稿です。 
秋季北大阪ブロック予選は何とか優勝し、予選1位通過で10日から始まる関西大会に挑むことになりました。
毎試合が苦しい戦いでしたが選手達が良くねばってくれました。
本大会でも挑戦者として一球、一声を大事にして戦います。
卒団生達が残してくれた功績と御父兄の皆様の御協力のお陰です。
感謝、感謝です。

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121】早々にクリアすべき事

「当たり前の事」 これはそのチームの環境や質や能力レベルによってある程度違うと思う。
チーム内の常識もしかり。  しかしながら、しかしながら、例えばカットプレー等でよくあるケース、捕球して、どこに送球するのか又は送球しないのか、そのワンプレーに複数の選択肢がある場合の回りからの必要な指示が全く無い。
出来ない。 しようとしない。
どうしても伝えなければならないことがしゃべれない。
絶対的に必要な場合の大きな声が出せない。
しゃべれない選手が野球をすると、不愉快なポテンヒットにも繋がるし、衝突事故にも繋がる。
守備位置しかり、フライ捕球しかり、ランナーに対してしかり。
ベンチワークしかり。
当然、試合中の重要なコミュニケーションや目配せなど出来てるはずもない。
各々の選手がたまたまこのチームで一緒になり、バラバラな気持ちで、向上心も低く、黙って、静かにプレーをする。
いや、プレーじゃない、その場に立ちすくむだけ。
同じ過ちの繰り返し。
何人もの選手が私の目にはそんなふうに見える。
未熟な心体技なのは百も承知。
それを何とかしたいのだが、しかし、人並みの反省、責任感、向上心、チャレンジ精神等しか無ければ、人並みの成長しか望めないではないか。
豊中シニアに入ってもらったからには、それに見合うだけの成長を願い、求め、指導にあたる所存だが、何というか…単なる野球ごっこ。
それでも根性剥き出しで球に向かっていくのならまだ良いが、それもない。
必要に応じて回りが迫力を持って次にやるべきプレーを声で支配するのは当然ではないのか。
入団初期は、間違っててもいいから大きな声で意思表示しよう、これが当初6ヶ月間のテーマ。
マスター出来た1年生の後半にはプレーにメリハリが出て来る。
2年生にもなれば活気のある言葉がグランド内を飛び交う。
私が最もこだわっている事のひとつだ。  これが出来るのはハイレベルな事なのか?難しい事なのか?
私にとっては常識。
1年間の経験を積み、2年生には出来て『当たり前の事』と決めている。
一番時間をかけて取り組んでいる事。  それでもその最低限の事が出来ない。  やろうともしない。
当たり前の事が当たり前に出来て、初めて戦略と戦術に繋がっていくのだ。
現時点で、全く野球になっていない。
なぜ謙虚に学び、積極的に取り組もうとしないのだろうか。
前向きにやっているのなら、何かを掴み取ろうと必死なら、こちらは叱責する必要などほとんど無く、その子は伸びる。
サインを覚えるのが当たり前のように、最低限出来なきゃならない当たり前の事ってあるぞ!
私はこういう事が見過ごせない、放っておけない指導者です。
我々の責任において何としてもやらせなきゃならない事と思っている。
だからこういう事がおろそかになっている場合は厳しく言います。
一体この1年間は何だったのか?
何をやって来たのか、何が選手の身に付いたのか、何を教えてきたのか、何を学び取ってくれたのか、何が出来たのか、出来るようになったのか、  まだまだ感触が無い。
この程度の事、妥協しないで、出来るようになるまで追求するのは私の当たり前。
従って、出来なければ徐々に厳しくもなる。
当然でしょう。  ここで逃げる子は自立が難しいのも明白。 
私は3年間、最後まで選手達に携わるし、高校進学の相談にも乗る責務があると思っている。
預かって下さる高校に対しても責任がある。  ならば選手側も最低限の義務を果たし、身に付けることは当然の事ではないだろうか。
野球の楽しさにも種類がある。
チャケた楽しさなどグランドでは必要ない。

9月からのブロック予選がスタートしました。
ここ一番で結果を出す者、走力、声、気配り、等を優先に決めたつもりだが、ただし半数以上がしゃべれない、機敏な動きが出来ない選手達。
従って次の機会ではまた何人もメンバーが入れ替わるかもしれません。
1年生がもっと増えるかもしれない。
2年生で伸びてくる選手も現われるでしょう。
誰が自分を厳しく追い込み、誰が伸びてきて、誰がインパクトのある選手になるのか、誰が得意技を引っ提げて現われるのか、楽しみです。
大人しい選手、甘い選手はドンドン遅れをとることになるぞ。

以上は9月上旬に作成した文面です。

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120】愚の骨頂

以前から見かけるし、最近でもよく見かける滑稽過ぎて、思わず笑ってしまった事、そして野球人として残念な事。
試合中、客席にて、試合の解説付きで、指導者や采配、チームや選手をああでもない、こうでもないと批評しまくってる人がいるんですね。
一般客の観戦ならば好きにしゃべって自由に観たら良いと思うけれど、事務方か、OBか、父兄か、ひょっとして指導にも携わっている人かもしれません。
明らかに内部事情に詳しそうな、チーム関係者らしき人。
おそらく少なからず野球経験もあるのでしょう。
自分は凄いとでも自慢したいのか、離れて見ている私には、その演説ぶる姿が、常識の無い、未熟で愚かな輩に見え、少し哀れで笑えてきました。
チームの顔に泥を塗る事になるのにね。
だいたいこういう人は軽率です。
後先も考えないだろうし、話の着地点も想像出来ず、言いっ放し。
些細な事でも屁理屈を並べて噛みつくタイプなんでしょう。
決して信用出来ない人ですね。
ただの文句言いか、若しくはそういう行動でしか自己を表現出来ない悲しい人。
我々監督仲間では絶対にそんな軽はずみな事は口にしません。
橿原磯城の山本監督、奈良西の土居監督、神戸中央の山田監督、北摂の後藤監督、岸和田の山原監督、福島の中尾監督、八尾の佐藤監督、和歌山の小畑監督、呉昭和の梅原監督…、他にも沢山の有志監督とお付き合いをさせていただいてますが、どの監督との会話もその様な低レベルなものではなく、もっと深く、味わいのある前向きな内容。
まぁしかし、うちのチームの人じゃなくて良かったです。
うちの関係者なら、そのまま済ます訳にはいきませんから。
苦労人や道を極めた玄人は言葉が重く、軽はずみにそんな事は言わないと私は思っています。
もちろん、常識と良識を持ってる人もこんなみっともない事はしない。
正に品格の問題。

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