307】まだ時間が要る

2年生諸君には、上へ行くぞ! とは言ってみたものの、その新チーム、オープン戦初戦は惨憺たるものだった。
 動作は鈍い、カットには入らない、ランナーリードは気を抜く、サインは見ない、相変わらず弱気な打席…等々…。
しかもみんな去年から飛び級で上の学年でプレーしていた選手ばかりです!
 私もその甘さにさすがに驚いたが、まだこの程度のレベルなんだと最初に分かっただけ良かったと思う…。
この2ヶ月間で何とかします。
 2年生の新チームながら既に試合慣れしていた西宮のヤングリーグのチームに惨敗でしたが、この時期それ自体は全く気にはならない。
 何とでもなるし一年後にはひっくり返します。
 今は基本動作、パワー、野球観、チャラケの排除、これがテーマです。
 以上は7月4日(木) 作成文です。

週末土日で3カードのオープン戦をしました。
 1試合毎に良くはなって来ているが、それでも目を覆いたくなるようなとんでもないプレーが続出している。
 教えてもらってないとは言わせない。
 教わっている、教わっていない、のレベルの話ではない。
この誌上では恥ずかしくて言えないくらいの残念な内容、ミスの種類。
 私は社会人野球には進まず学卒後、一般会社員になった。
そして楽しみながら出来るBクラスの軟式野球に東京でも大阪でも時々参加させてもらってた。
 勝っても負けてもエラーしても、そんなにこだわらずに楽しくやるのみ。
 何よりも楽しいのは終わってからの食事や飲み会。
でもそんな野球にもキッチリ居るんです、平凡なエラーやうっかりミスを繰り返すプレーヤーが。
面白いもので、どこにも出来る人と出来ない人は存在する。
 話は逸れるが、居酒屋に行く、レストランに行く、コーヒーショップに行く、コンビニに行く。
そこの店員にも仕事の出来る店員と出来ない店員が居る。
 数ヶ月前、勤務先近くのコーヒーショップでの出来事、私はいつも通り「アイスコーヒーひとつ、テイクアウトね 、ブラックでいいよ」と注文。
この日はいつもの店員ではなかった…。
 店員さんは、「ホットコーヒーひとつですね?」「いやアイスコーヒーやで」「失礼しました、こちらでお召し上がりでしょうか?」「いやいやテイクアウトやで」「失礼しました、シロップとミルクはおひとつずつでしょうか?」 もうええって。
ほんま頼むわぁ (笑)。
もう何年も前たが、東京駅で知人と3人で喫茶店へ行った時の事、ホット2つとアイスオーレ1つを頼むと、「ホットコーヒーとアイスコーヒーとカフェオレですね?」 ひとつしか合ってなーい!
先日もね、中華屋さんで、「手羽先の唐揚げメニューにラージサイズとスモールサイズがあるけど、ひとつひとつの大きさが大きいの?  それとも大きさは同じで数が多いの?」と尋ねたら、「わかりません!」て言ってその場を立ち去ろうとする。
もう笑けてくる。
 子供の頃の悪癖は簡単には治らないどころか、大人になっても抜けきれず、頼りない社会人になってしまわないか?
 彼等もきっと子供の頃からそうだったんじゃないだろうか!?。
ならば小学生、中学生の時代が将来の礎になる大切な期間になるのではないか。
 持って生まれた性格だと決めつけたくないです。
 私が必死になって取り組む重要課題のひとつです。
しかしながらあくまでも主導権と大切なカギを握っているのは親であり、次に大切な役割をもっているのは学校なのだが、この学校が教育現場として機能しているのかどうか、もちろん骨のある素晴らしい先生もいらっしゃるので期待したいところだが…。
その次が近所の口うるさいおじさん、もう現代では居なくなってしまったなぁ、思いっきり怒られたあの頃が懐かしい…。

 我々中学生野球指導者は、教育者か技術指導者か。
 難しいところだけれど、あまり教育者寄りにならない方が良いと思う。
 躾、教育、そのほとんどは家庭でやるべき事です。
ただ近年本気で子供を叱れない親や先生は多い。
その子達はやはり甘いです。
 選手達に野球を教える場合も物の見方、考え方は重要になってくる。
その時は「人として」の話も付加して話す必要があります。
 野球が上手いだけじゃダメ、半人前です。
 野球を終えてからの人生の方が遥かに長いんですから、野球で男を磨かないとね。。

306】美野田主将・新チーム

新チーム主導になりました。
毎年同じですが1年生は小学生気分が抜けきれない子が沢山。
まず人の話を聞かず、よそ見ばかりする子、落ち着きがない子、イヤな事に直面すると直ぐに顔と態度に出る子等々、それはおそらくや本人だけの問題ではなく、その生い立ちにも大いに関係していると思う。
でもそれが小学生というものな訳で、そんな彼等を前にまた新たな中学生育成のスタートなんだなと思っています……。
そういう中にも現時点で頭ひとつ抜けている選手が何人か居ますので早目に上を経験させようと思っています。
両学年合わせて41名、2班か3班に分けての臨機応変の指導を検討しています。
当然その入れ換えも頻繁に有ると思います。
早熟な子も晩熟な子も居ます。
先入観を持たず、自分の目を信じて編成していきたいと思います。
以外と私、見てないようで色んな事を見てますんで…。

さて2年生、早いものでもう1年以上が経過しました。
大小の体力的、精神的、技量的な格差が出て来てます。
どれも気持ちの持って行きようでキッカケを掴む事は出来るのだが、その後、体力面は年単位の時間を要する。
次に技量面では月単位の時間が必要と思える。
精神面は1週間もあればいくらでも変えられる。
どれにも必須なのは 「自分自身が気付き動く事」気付けて動ければ、本人のサクセスストーリーの始まりなのだ。
楽しい事にしかやる気を見せないのは世の常ではある。
しかも中学生、無理もないと思いがちだが、それではその他大勢の中の一人になってしまう。
今何が必要なのかを考え、それを習得する為に敢えてイバラの道を選ぶ、これもし出来たなら一流の道を歩む事になりそう…。 
痛い目に会ったからそこは避ける、という学習効果は他の動物でも有り得るが、何々の為に敢えてこうする、という発想と行動は親子関係を除いては他の動物では見られない。
どうしても打ちたいからライバルが休んでる間に鍛える、バットを振る、、男を磨くために敢えてこの道を選ぶ、、、人間て素晴らしい。

2年生諸君!    上へ行くぞ!! 

305】一所専念

死は生有るものの宿命、ならばそれまでをどう生きるか。
勝ち負けは勝負の世界に身を置く者の宿命、ならばそれまでを如何に準備した上で戦うかという事になる。
80有余年も賭けて全うする人生とは比較にならないほどちっぽけなスポーツ勝負の世界ではあるけれど、野球が大好きな子供達と大の大人が本気になって取り組む中学生硬式野球は実に熱く愉快で素晴らしい。
魅力的だと思います。
小さな白球が取り成す縁は様々な人と人との心を紡いでいきます。
高校野球界の素晴らしい指導者の方々と知り合う事も出来ましたし、中学生野球の指導者仲間も増えました。
有り難い事です。
それぞれに独特の野球観が有って話せば話すほど味わい深く、また私も勉強になる…。
私も指導者の深みにはまっているのかもしれません。 (笑)
山本さんや山田さん、土居さんや後藤さんや岩橋さん等は言うまでもないが、西村さんにしても西尾さんにしても森元さんにしても魅力ありますわ。
ボーイズの天野さんや服部さんも軟式の橋口さんも良い感じです。
まだまだ言い切れないほど沢山居る。
若手なら藤田さんと上野さんやね、とにかく一生懸命。
やはりどのチームの指導者にも良い意味でのクセと特長はあるし、私、この立場に成れて良かったと感謝してます。
最近、神戸西の新井さんと何度か会話を交わしました。
経験豊富で熱く奥が深くて、それでいて純真で…。
しっかりしたチーム作りをされるのが良くわかります。
本日、4チームが神宮切符を手にしました。
来週にはあと2チームも決まります。
ここに残れなかった悔しさを忘れず新チームの構築に着手して参りたいと思います。
新チームもまた激戦、おそらくその下の学年もそうでしょう。
私にも有能なスタッフがついてくれてます。
やってみます。