435】祝 奈良西シニア

シニア春季全国選抜大会は、我が同友、土居監督率いる奈良西シニアさんが、決勝戦で世田谷西シニアさん(世田谷西さんにも私の後輩小西コーチがいますが)に敗れはしたものの、見事準優勝をされました。
土居ちゃん本当におめでとう。
よく食事を共にし、酒も酌み交わしながら、どう指導していくか、高校進路は?、大学は?、練習方法は?、チャケた野球の顛末は?、等々、古い野球と言われるかもしれないけれど、私と価値観は似ているし、元来土居監督は真面目な男だから話は深く進行していきます。
ただし、彼ほど野球好きな男は居ないと思うし、とても私は太刀打ち出来ない。
私にとって土居監督は刺激と影響が多大な最高峰の指導者仲間であります。
他にも、郡山吉田さん河南福田さん大阪狭山小川さん播磨石川さん等の重鎮大御所は勿論ですが、五條の山本監督、神戸中央の山田総監督、和歌山の小畑理事、交野の岩橋監督、草津の西村監督、京都の森元監督、西成の道下監督、三田西尾監督は関西の第一人者です。
会話してても魅力がある神戸西の新井監督も北摂の後藤総監督もまた野球の奥が深い。
そしてこれからの関西を担う若手、中堅は摂津の山崎監督、福島の中尾監督、大和高田の西口監督、尼崎西の福本監督、鳥取中央の藤田監督であり、堺泉北の上野監督あたりであろうと思うし、期待しています。
どうかリトルシニア組織は、親の当番の有無だの、特待でお金免除だの、特別枠で引き受けるだの、理解し難い小手先の事項を前面にチーム活動をすることなく、子供達の将来を鑑みた指導力育成力をモットーに中学生硬式野球を盛り上げて行ってもらいたいと願っています。
私も今少し、微力ながら頑張ってみます。

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434】2022春、関西大会1回戦

9日土曜日は関西大会1回戦でした。
相手は奈良の生駒シニアさん。
関西大会で対戦するのは何年ぶりだろう。
曽田監督さんが、愛情を注ぎながらも厳しく育て上げるチーム。
毎年ピリッとしてて機敏であります。
2年生バッテリーですが、既にチームの中心選手。
激戦区奈良ブロックを勝ち上がって来られた理由はしっかりと有る。
私自身、この2年間のコロナの影響でか、何というか今一つ目を吊り上げて向かっていくモチベーションと言いますか、戦い方と言いますか、何か少しボヤけているように感じていましたが、問題なく戦闘モードには入れました。
ただトップチームはあと2階級は上げないと今後戦いにならない事がハッキリした試合でした。
個々が精神的になかなか成長を遂げていないのでチームがまだまだ幼稚です。
自覚出来れば考え方も変わるし、顔つきも行動も当然変わってきますので楽しみに待っていますが。
指導者の責任において我々もやり遂げなければなりません。
3年生もこの4月から3年生になったばかりと思いきや、シニア野球のメインイベントは5月14日から始まる日本選手権予選。
トーナメントの一発勝負です。
ということは「あと1ヶ月」しかない。
甘さを捨てて取り組まないと、あっと言う間に終わってしまう。
「気」が何より大切です。
「気」です。 
ということで、試合の方は掻き回されて何とも惨めな負け方でした。
守備で7つのエラー、走塁で3つの考えられないミス(その内1つは今まで見たことのないシーン)、こんな試合は滅多に無いです。
ちなみに走塁ミスのほとんどは気の緩みや油断、集中力の無さが原因だし、野球の本質への意識が薄い場合がほとんどです。
もっと簡単に言うならば、野球は打てさえすればそれで良い…、こんな感覚の選手が、だいたい「やらかし」ます。
そして攻撃面ではいつも通り見逃しと空振りのオンパレード。
ベンチ内の選手を見渡すと、悔しい表情をしているのは岸部と古井と塩谷の3人だけ。
あとはうわの空というか、地に足が着いていないというか、戦っていないというか、熱い思いも無いままやらさらている野球というか…。
それでもいっちょ前にふてくされる…。(苦笑)
これじゃ駄目ですよね。
スタンドとベンチ内では感じ方と見え方が違うので、外から見てると選手起用に ? と思う事もあるでしょうがベンチに居る私には関係ないし遠慮もしない。
私には経験から裏打ちされたチーム内セオリーとベンチ内セオリーがありますから。
覇気の無い選手は同ポジションに代わりの選手がいる限り3年も2年も関係ない、ドンドン交代していきました。
それがあの場面での最善策であり今後のためです。
結果を全く出せない選手、致命的なミスを毎度連発する選手、同じ事で何度も注意を受ける選手等には、これから上を目指すのであれば深く考え猛省して欲しい。
今までの3年生とは明らかに何かが違う…。
平等な時間が有りながら、どうしてこういう差が出来てしまうのか。
答はハッキリとありますから。 

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433】恨めしコロナ

高校野球は京都国際さん、広島商業さん、それぞれの無念な思いをも背負った近江さんと大阪桐蔭さんとの決勝戦でした。
決勝戦までを視野に入れ、試合毎に調整力を高め、成長し、チーム力をいかんなく発揮、他チームを圧倒した大阪桐蔭さん。
怖いのは選手の事故、ケガ、驕りくらいしか見当たらず、正に頂点の極みであります。
P L 学園さんの黄金時代とよく似ています。
いやあの時よりも強いし野球の質も変わっている。
今後全国3600校の最大の目標となります。
何かと色々あった甲子園大会でしたが、初めての事とは言え、コロナに対する大人の判断はあれで良かったのだろうか?
広島商業は果たして大阪桐蔭戦を辞退しなければならなかったのだろうか?
今まで試合前にインフルエンザの検査をしたことがあったか?
また、その患者が出た場合、チームは試合を辞退だったのか?
コロナも流行りの風邪のようになりつつある現在、過剰反応過ぎて、もうグチャグチャになってるように私は思います。
テレビのニュース番組を見ていても、政財界の要人たちはもう既にマスクをしていない場面が多く見受けられるようになってきました…。
この度の高校ラグビーも可哀そうだったが、それでも選手達の為に苦肉の策で特別試合を組んで下さり、素晴らしい事だと思います。
選手達の為にという大人の熱い思いからにほかならない。
広島商業さんや京都国際さんの試合を特別試合として別途組むことだって何とか計らえなかったのだろうか。
高校野球界の上の組織が一番頭が固く、柔軟性が無いように私には見える。 ワンマン組織に有りがちな完全なるトップダウン方式。
そしてもう一つ気になる事、それはテレビを見ていて審判のストライクゾーンがまた一段と狭くなった事。
特に高目が辛過ぎる。
それとアウトコースの判定がブレまくっていた事。
この高めの辛さは先日開幕したプロ野球でも、「えっ?」と思うことがある。
中学硬式野球も高校野球もビデオ判定がなくジャッジに対して抗議が許されない事で、かえって審判員の探究心が欠如し技量が低下してはいないか?
2塁塁審や本部席から観た関係者が、度が過ぎる判定をチェックし真剣で発展的な反省会を開くべきだと私は進言したい。
球審もストライク、ボールを迷う事は1試合の中でもいくつもある。
それを疑問に思わず、誤りを自覚せず認めず、後で検証しないから技術が向上しないのである。
おそらくは、「あの時のジャッジはボールではなくストライクだったかな?」、「今日のストライクゾーン、ちょっと狭かったかな?」くらいの思いはあって、審判団内でも話は出るのではないか?
その時に他の審判は、これもおそらくは「いゃー、問題ないです、完璧でしたよ!」くらいの舐め合いのナァナァの会話になっているのではないだろうか。
やっぱり上司には言いにくいんかなぁ。
その辺から既に問題である。
これじゃ、ジャッジレベルは上がらないと思うが皆さんはどう思いますか?
そらから、こういう話をよく聞きます、主審が一番近くで見ているのだから一番正確で正しいと。
これ、タッチプレーならば当てはまるかもしれないけれど、ストライク、ボール、に関しては間違っています。
一番分かるのは捕手、二番目が投手、三番目が2塁塁審、そらから二遊間、中堅手、主審はその後です。
だから審判たるもの検証、精査、勉強をしなければならないのだと私は思います。
そこに物を置くな、そこに出てくるな、審判の立つ位置が、動きが、試合時間が、等々の諸注意、それも大切だし全面的に遵守し協力しなければならない事ですが、我々チームサイドの人間からすると、ストライクボール、アウトセーフ、ハーフスイング、ボーク判断、デッドボールか当たりに来ているのかの判断、明らかな間違いを認め訂正する勇気。
そして薄汚いヤジを飛ばすチームを即座に厳重注意をする、等々そういうことにもっともっと力を注いでもらいたいと切に願っています。
今後、まずプロ野球からでしょうがセンサーや A I を用いたジャッジシステム導入が加速するかもしれません。
無線での指示伝達も有り得るかも。
残念ながら。
矛盾してるかもしれませんが私は人間味のあるジャッジの方が遥かに魅力的で好きですが。        
関西シニア、審判部の皆さんも温かい気の良い方たちばかりですが、投球数制限がかかってきましたし、少しストライクゾーンを広げられたら如何かなと僭越ながら思っております。 

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