254】中学生時に根を張る

清田、森島、舛野、大森、吉野、林、市村、林、納戸、土井、去年までの歴代の主将で、いずれ劣らね責任感の塊のような男達です。
毎年各学年の子供達の性格は千差万別で色んな個性が顔を並べる。
当然真面目も居れば手抜きも居るし、横着も居ればヤンチャも居る。
先頭を切って歩く者、人に着いて歩く者、我関せず遅れて歩く者。
それはそれで愉快で面白いが、負けない強い野球選手が育つには、真面目なだけでは駄目だし、ヤンチャなだけでもダメ。
最低限のルール、エチケット、マナーは守りつつ、野球で暴れ、野球人として存在感を示す。
そんな軍団がひとつの理想と思いますが、もしそうなれば彼等は、人知れず黙々と自分のテーマや目標に向かって鍛練を続けているでしょう。
話が横道にそれましたが、選手達を何とか束ね、自分さえ良ければいいという未熟な同僚から毛嫌いされることも覚悟の上で物を申すのが主将である。
考えようによっては大変で気の毒な役割です。
我々もじっくり時間をかけて選出任命する。
最初は責任感も自覚も稀薄だが半年経過したくらいから変化が顕著に現れる。
もちろんその間も私は主将に対して厳しいし本人は大変な苦労をするが、徐々にいい顔になり、花が咲くんだよなぁ…。
そうすると、我々指導者が近くに居ない場合の練習もそこそこ統率の取れた雰囲気になるし、横着や怠け者のネガティブな言動にも対処するし、また副主将も当然それに協力するはずなのだ。
大変な役割を担ってくれた主将は他の選手とは別格の成長を遂げてくれており、私は主将に対しての思い入れは人一倍強い。
毎年、主将はこうあって欲しいとその期待も大きいです。

毎年3年間のビジョンを描きます。
それを遂行する上で難しいのは選手達の納得、理解、向上心、負けん気等の植え付け、これは他の指導よりも遥かに厄介で、色んな事を鑑みて私は中学生指導が一番難しいのではないかと常々思っています。
野球選手としての成長に不可欠なのは精神、向上心、創造力といった気持ちの部分です。
これは野球以外の環境からも大きく影響を受けます。
何も精神論を振りかざすつもりはないが、これが技術的成長とリンクするのは間違いないです。
成長が停滞している選手を見ていると、学校や友達や家庭での生活はどうなってるんだろう? と時折思ってしまいます。
うちはちゃんと躾、教育はしています! と言われる御家庭は多いと聞きますが…。
一生懸命頑張っている、は大事な事だか聖地に向かって歩むには当たり前の事でもある。
そしてそれだけでは足りない。
おそらく家庭で出している顔とほぼ同様の顔をグランドでも出している。
親の知らない一面をグランドで出しているなんてほとんど無い。
親御さんは分かっているはず。
三位一体、良き選手育成をしたいものです。

253】凡事徹底 2年生へ急告

先日2年生チームに同行しました。
遠征でもあり、勝手が違う戸惑いはこれから慣れていけば出来るようになるが、問題はグランド内での野球です。
まだこのレベルなのかと疑問に思える選手が何人もいる…。
技術的な事ではありません。
その気にさえなれば今日からでもすぐに出来る事のみに着目してゲームを観ましたが、まさかの低レベル。
小学4、5年生レベルです。
全く試合にならなかった。
未だにサインを覚えてなかったり、ぶつかりそうでも黙ってフライを捕球したり…。
この1年間はなんだったのか?
今回に限った事ではなく同じ選手が同じ過ちをおかしてしまう。
それも何度も何度も。
こんなもの、たまたま出来ませんでしたという種類の話ではない。
本人達の行動が変わるまではゲームでは起用しないつもりです。
私も妥協しない覚悟。
それくらいの事は中学2年生で出来て至極当たり前です。
例えば野球するのにユニフォームを着ていない、守備についているのにグラブを持っていない、バッターボックスに入ったのにバットを持っていない、まるでそんなレベル。
こればかりはさすがに本人の責任と言える。
凡事徹底、2年生にもなってこの程度の事がまだ出来ないようではどの相手とも戦えない。
平凡なフライが捕れないのも、未だにチャンとしたバントの構えができないのも、非力で打球が内野を越えないのも、ベンチワークで気が利かないのも残念で話にならないが、これはそれ以前の問題。
厳しい言い方だが本人の自覚の無さと甘えだと私は認識している。
2年生 15名だけで戦うには無理がある。
1年生  19名を含めた  34名で新チーム作りをする必要があります。
あえて言う、2年生、ちょっと情けないぞ!!

252】これからの事

日本選手権関西予選はベスト4まで出揃ってます。
一部で波乱の展開もありましたが、この4チームはいずれも実力通り。
どこが優勝しても不思議ではないです。
ここまでくれば神宮への切符も手にした事もあり、勝つという強い意思もさることながら、シャキッとした中にも余裕とリラックス感のあるチームが勝つのではないだろうか。
勿論投手の出来がカギを握っているのは言うまでもないですが。
そしてこの4チームには2つの共通点と、3種類のチームタイプに分類できると考えますが、それは私の私感中の私感なのでここでは言いません。
楽しみな試合だと思います。
豊中シニアもやはりこの場に勝ち残っていなければいけません。
とにかく今年は上位に引っ張り上げる事が出来ませんでした。
私に足りないものがあるという事です。
私の野球観も過渡期なのかもしれません。
新たな戦略、構成、構築が必要。
粘り腰でチャレンジし、3年生時に勝つチームに育て上げることが重要。
鋭気を養い、もう一度挑戦してみます。

しかしながら3年生の中でも、心意気にかなりの温度差がある。
悔しくないんかなぁ、もう過ぎ去った事なのかなぁ…。
負 (ふ) を引きずる必要はないが、糧にしその後に活かさなければ涙を流した意味がないではないか。
好きな野球を、面白おかしくやるってことなのか?
私なら好きな野球をやって、いや、やらせてもらって、強くなって、上手くなって、試合に勝って、チャラけた楽しさではなく、アスリートとしての喜びを仲間と感じたい。
その為に人知れず努力する。