160】自分次第

いゃー、毎日が暑くなってきました。
高校野球甲子園予選も大詰め、夏本番ですが、一部で波乱含みの展開になっているようです。
うちのOB達の健闘を期待しています。

新チームですが、1ヶ月分以上の練習不足を感じますので、オープン戦や実践練習も良いですが、平行して体力強化を敢行していきます。
今、調整など全く必要ありません。
走る力、投げる力、振る力、声を出す力、基本的なフォーメーション等々。
そしてフォアザチーム精神の確立です。
よく耳にするのが、一人一人が個々の能力を高め、結果を出せば、それがチームの為になる、と。
個々の能力アップは当然のことだから、チームは個々の集合体だから、そういう考え方もあるだろう思う。
野球が職業ならば、なおのことそれに近いものもあるかもしれない。
しかし子供達に対してはいかがなものだろうか?
一人一人を叱咤激励する為の色んな言い回しはあれども、核心がそこにあるとするならば、私とは価値観が違う。
一歩間違えれば、自分と関係の無いことや得の無いことはやらない、ボランティア精神など無縁、ということにまで繋がっていかないだろうか?
何か違和感を感じます…。
影からの温かい支えもあるんです。
自己犠牲も時には必要なんです。
何が正解かは分からないが、少なくとも我がチームは私が監督でいる限りにおいてはスタッフ一同このコンセプトで統一して前に進みます。

2年生は現在10点満点中平均3~4点。
投手においては2~3点。
思い描いている図面は有りますが、遥か遠い。
投手陣の整備も急務です。
やらなきゃならないでしょう。
練習はそつなくこなすのではなく、目的を持って、そのひとつひとつをクリアすることにこだわること。
そして必ず長期ビジョンも持ち合わせること。
2年生 30人のチーム内競争も既に始まっています。
それぞれの選手に平等な時間は流れるが、平等な内容ではない。
自分次第です。

「 目標がその日その日を支配する 」

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159】新チーム初戦

新チーム、9月の秋季大会に向けたブロック予選に先立っての前哨戦、関西六大学野球連盟記念大会が始まりました。
まずは主催の吹田シニアさん、今年も参加させていただき、誠に有難うございます。
その初戦は一昨日、対尼崎西シニアさんでした。
しっかりした球を投げる好投手中心のチーム。
初戦ということもあり、簡単には物事が運ばないと分かっていましたが、予想通りの苦戦で何とか勝てたという感じです。
その2日前には奈良西シニアさんとオープン戦をし、木っ端微塵、跡形も無く砕け散った。
完膚なきまでの完敗。
選手達もそして私も思い知らされた。
重要且つ意味のある大敗でした。
礼節、準備からベンチワーク、声の出し方、配球に至るまで、また大変な1年間の始まりです。
出来るまでやる、徹底する、という1年間にしなければなりません。
我々指導者も、選手達も、親にも相応の覚悟が必要です。
内容の濃い1年間にします。

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158】3年生全員で。

3年生大詰めの公式戦はブロック予選を勝ち上がり、決勝戦は交野シニアさんと対戦しました。
エース福田君やスラッガー笠井君等、成長著しい選手達が居る強敵でしたが何とか勝利し1位通過。
8月開催の東アジア大会 IN 宮崎の出場権を獲得しました。
3年生にとっては最後の公式戦となりますが、ここまでよく頑張ってくれたと思います。
精神面の未熟さはあるが、試合毎に選手として成長している。
粘り強さも備わってきました。
このままブレないでパワーアップ、機敏性アップ、精度アップ、それからアンテナの高度アップに努めてもらいたい。
そして、どうかキャッチボールを大切にして欲しい。
自分の言葉で自分の意思を相手に伝えるということを大切にして欲しい。
相手に伝わらなきゃ駄目です。
最後まで選手達に優しくは出来なかったよ。
今まで通りの厳しく口うるさくしつこい監督のままベンチで采配を振るいました。
ひとつ言えることは、君たちの試合前のアップは素晴らしい。
実践経験の乏しい素人らしき人にうちの準備運動を批判されたこともあったが、相手にしない。
何でも、試合前にそんな汗を出して体力を消耗するような事はするな、という事らしい。
私とは考え方が違う。
あなたはあなたで小手先の技術ばっかりを追い求める指導をすればいい。
私には関係ない。
試合前のわずか1時間のアップごときでバテてたんじゃ話にならないし、バテるはずがない。
そんなゆるい練習などしてきていない。
選手達はちゃんと理解し実践してくれている。
高校でどんな指導者の方と出会おうともこの経験が必ず生きてきます。
キャッチボールひとつとってもそれは単なる肩慣らしではない。
鍛練と、実践に備えた大切な準備なのだ。
プレーボールの1球目からマックスの準備が出来ていて初めて、勝利を志すアスリートと言えるのではないかと私は思う。
例年と同じく、関六大会より2年生の指揮を執ります。

追伸、北摂シニア後藤監督、ジャイアンツカップ出場権獲得おめでとうございます。

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