152】日本選手権予選

残念ながら3回戦で敗退しました。
負けたのだから勝った相手の方が強かったということです。
負けたので多くは語れませんが、しかし、まぁ噂には聞いていたが何ともヤジの激しいチームでした。
うちの選手達はよくやったと思います。
納戸キャプテンを中心にようやくまとまりが出て来た。
少し遅いと言えば遅いが、この時期に間に合い、よくここまでチーム力が上がって来たものだと思う。
皆が同じ方向を向いた、同じ目標を立てた、そしてそれぞれの役割を果たそうと全力を尽くした。
チーム一丸を我々指導者もずっと感じていたよ。
スタンドからの応援の選手達も本当にありがとう。
試合前にグランド内の25人の登録選手と55人のスタンド応援選手、ファールネットを挟んで80人の円陣を組んでいるんだ。
おいおい、こんな事聞いてないぞ。
コーチ三代、土井の目も潤んでる、アカン、私も鳥肌立ってきた。
こいつらいつの間に…、もう少しこいつらと野球をしたい…。
うちの選手達には人一倍の 「心」 があります。
それが今後一番の武器になる。
4回 2アウトからの百々、納戸、優大の3連打は見事だったよ。
またランナーを回したサードコーチャー福田も見事だった。
完太もよく投げてくれた。
みんな汚いヤジにもよく耐えてくれた。
お前達は立派だったよ。
私はお前達を誇りに思う。
負けはした、当然悔しさはある、けれど爽やかな何かしら感動を残してくれた気がする。
色んな方々から沢山の応援をいただきました。
OB御父母の皆様の応援も勇気になりました。
期待に応えられず申し訳ありません。
またこの大会は、宇陀シニアさん、和歌山シニアさんの存在が私どもの成長の糧となりました。
その為にも勝ちたかった。
小畑監督、ごめん。
1週間だけ休みを入れて、また頑張ります。  

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151】人間は忘れる動物

私はメモ魔です。
最大の理由はそうしないと忘れてしまうから。
ちょっとしたヒントになったり、反省や飛躍の材料になったり、後々それが生きてきます。
それから、どうしても今のこの気持ちを書いておきたい、いや書かずにはおれない、なんて事もあります。
何かを感じ、心が動けば、決して忘れない忘れたくないとも思うだろうし、人として重要な事だと言えるし、それは大切な野球感性にも繋がっています。
でも悲しいかな人は物事を忘れる。
忘れて良い事もあるけれど、忘れてはならない事までも忘れる習性がある。
だから私はメモをとる。
学生時代からそういう習慣を持っていた私は、メモや心を映し出す日記が、首都大学野球リーグの首位打者争いに大いに役立った。 (結果は2位でしたが)
そのメモには相手のクセや特徴と、状況による自分自身のクセがギッシリ詰まっている。
そして日記には喜び、苦しみ、辛さ、悔しさ、葛藤などが書き記されている。
私が本気になるキッカケは「悔しさ」だった。
そして母子家庭で育ててくれた母への「感謝」だった。

今、年間を通して最も大切な大会に入っています。
3年生にとっては3年間の中でも一番大事な大会です。
メンバーに入っている選手も入っていない選手も皆全員で戦っています。
そして1回戦、2回戦を突破した。
金子を中心とした応援にも涙が出そうになる。
あらゆる気持ちが詰まったこの大会、その色んな思いを選手達がどんな風に日誌に書いているのか、楽しみにしていましたが、数名が未記入、無持参。
非常に残念でした。
注意はしましたが、未だに私には理解出来ません。
ただしこれが彼等のキッカケになれば「棚からぼた餅」で、もっと良くなる。
そういう彼等が変わっていってくれたなら、もっともっと強くなる。

次は兵庫北播戦です。
今春、関西大会優勝チーム。
これまで通りチャレンジャーとして正々堂々と戦う、それだけです。

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150】初戦突破

大会初戦というのは普段通りの野球になりにくく、波乱の戦いになるケースが多いように思います。
結果はともかくも各会場でそんな試合展開がいくつも見受けられた模様です。
内容よりも結果が欲しい、初戦を迎える監督さんは私を含め皆さんそう思っておられるのではないでしょうか。
そんな中、豊中シニアは程よい緊張感を持ち、まずまずの戦いをする事が出来ました。
昨秋負けている相手に対して臆することなく全員が戦ってくれた。
リニューアルした選手達の自信と成長を感じました。
そして球場には沢山のOB,OB御父母、関係者の皆様の応援が有りました。
メンバーを外れた選手達のフェアで熱い応援も本当に嬉しいです。
私は厳しく口うるさい監督なので概ね煙たがられてると思いますが (苦笑) 、それでもこれだけ沢山の応援をいただけるのは、
チームや選手達やOB達の真面目な取り組みが源となっていると思います。
有り難い、有り難う。

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