86】静かな2年生

うちの2年生、全員大人しい。 とても静か。
それでも要所要所の場面でキレのある声を出してくれれば良いのだが、それも無い。
黙ってのプレーを許されるのは厳しい鍛練を耐え抜き、のし上がったプレーヤーだけの特権です。
彼等は必要な声を知っている。
でもその彼等も最初は間違っていようが、いまいが、大きな声で叫ぶ事からスタートしたはず。
そして経験を積み、質が上がり、必要な事だけが言えるようになった。
その一流プレーヤーの初歩段階を知らず、静寂とした、熟成した今の姿だけを見て、君達中学生がマネをしても
ダメです。
そこに至るまでの汗まみれの努力を知る必要がある。 マネをするのはまずそこ。
大人しい、静か、しゃべらない、こういう中学生選手はチームの先頭に立つ事も、覇気あるプレーをする事も、
まず出来ないです。
競い合いもない、話し合いもしない、おそらく負けても悔しくもないのでしょう。
フニャフニャ、もじもじ、トロトロ、最後はヨレヨレ。
聞けば、親に本気で叱られた事がないという。 親も本気で叱った事がないという。
おいおい大丈夫か? 過保護過ぎないか?
中学生は、その T・P・O・に合わせてしっかりとした注意、叱責が必要な徳育の最終時期です。
私はいつも本気で、心底叱ってる。 豊中シニアは躾のスクールか?
子供が忘れ物をする。
グランドのロッカーの自分の息子のバッグを探し、そっと忘れ物を入れてやる親。 それって愛情?
そんなんじゃ、その子のうっかりミスの癖は治らない。
決まってそういう家庭の子はサインミスも凡ミスも多い。
叱られて、怒られて、恥かいて覚える事って沢山あるのに。
正にその良いチャンスなのに成長の芽を摘んでしまうか…。
そう言えば、デットボールで痛がる息子を見かねて、試合中ノコノコとグランドに入ってきて、息子を交代させてやってくださいと言いに来た親御さんもいました。  ここまでくると何と言うか…。
私も子を持つ親です。
我が子が叱られてる親の気持ちを解らないとでも御思いか? 足腰強くさせなきゃいかんでしょう。
しっかり心の根を張らせなきゃいかんでしょう。 逃げない男になってもらわなきゃいかんでしょう。
偉大な親の言動はとても大事です。 御父兄の御理解と御協力無しに取り組める育成ではありません。
指導者と一体となって進みましょうよ。 我が子が可愛いのは百も承知。
しかし敢えて視野を広く持って下さればと期待します。