383】通常練習にご参加下さい

去年は監督就任以来12年間で練習体験に来て下さった6年生さんが一番少なかったです。
それでも15名のやる気のある選手達が入団して来てくれた事がすごく嬉しい。
コロナが大きく影響してたのは間違いないと思いますが、にもかかわらず沢山の入団選手を迎え入れる事の出来た他チームもあった訳で、豊中シニアとしてはまだまだチームとしても私としても色んな工夫や努力が不足、そして認知度が足りないのだと思いました。
ただし、選手数が多ければ良いというものでもなく指導者数、練習環境等から鑑みて責任の持てる適正な選手数というのが各チームにあるように思います。
一転今年は去年よりも体験者も問い合わせも多く、有難く思うと同時に身の引き締まる思いであります。
選ばれるチームと選ばれないチームの違いとは何なのでしょうか?
6年前、29名の3年生が卒団後、26名の2年生新チームにて、秋のシニア関西大会を優勝し、タイガースカップでは3位、翌春の春季全国大会切符も獲得していた折、頭に浮かんで来た事は「成績も伴い、今回の新入団選手、対応が難しくなるくらい多くなリ過ぎたらどうしよう、我が豊中シニアの受け入れパイとしては25人までが理想的だが…」「監督就任4年目で結果が伴うようになり、その育成指針やノウハウもチーム内に浸透してきた。
そしてこの度7年目にして関西も制した。
監督としても6年以上もの時を費やしてきたのかぁ…」「チームもこれからが安定期」「更なる高みを目指し、より上のレベルで安定を…」等々と考えていました。
ところがその秋季関西大会を優勝してからの新人体験者の数、そして入団選手の数が一向に伸びない。
強く厳しく敷居が高い…等々の噂も耳に入って来る始末。
そんな事ないのにねぇ…。
多くなったらどうしようなどとの心配は完全なるあつかましい読み違いで結局翌新人は15名止まり。
チーム力や成績と新入団数が比例しない現実とジレンマを経験し、そして私の実績の薄っぺらさを痛感しました。
確かに子供の数は減少しているし、今は野球よりサッカー、そして今後は種々スポーツが人気化し、特に競技人口からしてバスケットボールが益々浮上してくるのではないかと思います。
しかしながら今や国技と化している野球、私がこんなにも好きな野球、その燈火を消してなるものかと思います。
私は野球に対して真面目にコツコツとやる事しか出来ません。
選手誘致にしても入団前にド派手なパフォーマンスや大風呂敷を広げ、入団してから話が違うなどと思われるのがものすごくイヤですから、正直、誠実、愛、こそが我がモットー。
試合に出て泣いて笑って経験する、出れなくて悔しい経験をする。
どちらも愛おしいではないですか。
どちらか片方の経験だけでは絶対に不充分、どっちも必要です。
成功体験も要るが失敗体験が無ければ人の痛みはわからないですから。
私の教育論はいずれどこかで記載させて頂くとして、チーム選びに際し、年間トータル費用、無いようで有る御父様の実質負担、御母様の当番の有無と頻度また本当に無いのか有るのか、練習環境ホームグラウンドの有無、平日練習の有る無し、集合手段、スタッフの数と人間性と指導力、指導内容と教育モットー、高校進路相談の誠実さ、本当に芯が確りして心身共に強く優しく逞しい子になる過程でどのチームがベストなのか、もちろん子供がどこでやりたいかという意思も大事、出来るなら後悔の少ない選択をしたいものです。
私共は体験練習日を特別に設けません。
通常練習に午前からか、午後からか、どうぞご参加下さい。
現役選手と一緒に練習してみて下さい。
また、現役御父母と話をしてみて下さい。 
お待ちしております。

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