393】わからない故の難しい判断

コロナ禍で状況は切迫、国策級の事態だけに慎重にならざるを得ないのは当然。
地震がいつどうなるの? という質問と同様で全く誰にも分からないのに、結果だけを見て揚げ足ばかり取る野党、国会中継を見ててもイヤになってきます…。
さて選手が腰や肩肘に痛みや違和感があると言ってくるとする。
私はそれを聞いた以上はそこから一切の無理はさせない。
変な張りや違和感は早目に言ってくるようにさえ言い聞かせています。
ただしその原因は確りと聞く。
真面目な野球の最中の出来事ならば仕方ない。
しかし悪ふざけや不注意が原因であれば反省してもらわなければならないでしょう。
私が、いや指導者が最も嫌う種類の戦線離脱です。
一方で当然、特に投手の球数にはかなりの気を使わなければいけません。
集団競技は自分勝手が最も良くない。
これから野球人及び社会人になっていく訳だから、その種の責任感を理解し始める事も必要な年頃です。 
話をコロナに戻します。
野球での疲労、違和感、故障等はまず休ませる事、使わない事としている。
思い切って一切を制御する。
これが悪化を防ぐ一番だと思う。
多少良くなったくらいでは再開させない。
見切り発車させるとすぐにまた再発し、かえって長引く。
これをコロナ禍に当てはめれば一切の経済活動の停止、人との接触も禁止等々、という事になるだろうか。
かなり思い切った厳しい決定が必要でそれが一番の特効薬なのは誰しも分かっている。
がしかし現実には到底不可能な話なのです。
経済界からの圧力もあるだろうし、保障や財源の問題もある、色んな事情があるはず。
責任が取れるのかと問われれば腰も引けるだろう。
首相からのトップダウン指示というふうには当然行くはずが無い。
だからそれこそ「出来る限りの事」と称して旋策するしかないのだと思う。
私にはコロナの事、何も分からないです。
独自に何か指針を決める事も出来ません。
願わくば少しでも早くワクチン、薬の研究開発と普及を祈りたい。
シニアの野球動向も難しいと思います。
みんなやりたいと思ってる。
やらせてあげたいと思ってる。
でも結局、プロ野球、次に社会人、大学、高校野球、その動向に合わせていくしかないのではなかろうか。
豊中シニアとしては独自の判断は慎み、大勢に委ね、難しい判断はコロナ禍での自粛を優先した判断をせざるを得ないと考えます。

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