165】6ヶ月経過の1年生

1年生の故障者が多いように思います。
例年より1割以上、トレーニングの強度を下げていますが、 それでも予定通りにスケジュールメニューをこなせてません。
食も細いままで意識が低いです。
このまま野球用具を使った練習をしていても、 土台が弱いため決して良くなりません。
全員に理解させ、御父母にも理解していただき、 もっと真剣に体力作りに取り組ませなければならないと考えていま す。
残念ですが年々、負けん気の低下と、精神力の低下、 そしてケガや故障に弱くなっているのは事実です。
どの学年にも言える事だが練習をすぐ休む、よく休む。
その理由の中にちょくちょく出てくるのが、家の用事と体調不良。
この理由って何だかよく分からない。
完全な故障者はしっかり治してから来てくれればそれで良いし、 体に差し支えなければ、 グランドに来てチームの為に裏方に回って貢献する、 そして人間を磨く、という大切なアイテムもあります。
体調不良っていったい何??
ちょっと疲れ気味ってこと?
 微熱があるってこと?
ちょっと気分が乗らないってこと?
それで言うと私なんか、常に体調不良ですけど―。(苦笑)
 私には3人の子供がいるが、豊中シニアの指導者になって以降、 我が子の入学式、父親参観日、運動会、少年野球の練習や試合、 卒業式、体育祭、文化祭等にほとんど行った事がないし、 監督になってからのこの5年間は1度もない。
息子は2人とも豊中シニア出身ですが休み無しの皆勤でした。
私は至極当たり前の事だと思っています。
我が家に、 少々の熱や体調不良で野球を休むなんていうカルチャーはないし、 そんな過保護な甘やかしもない。
うちのコーチ達も出来うる限りグランドに来てくれています。
分かってくれてます。
神戸国際で活躍している町田や、 育英の正捕手藤原のように手や足の指を骨折してるのに隠してまで 野球をしようとするような熱い選手はいなくなったなぁ。
指導者が休んでおけと言っても言うことを聞かなかった。 
今の時代は逆に、やれと言っても休む…。
この2人、もちろん中心選手だったし、 高校でもそうだと思います。
過保護な時代になって来たとつくづく思います。
そんな中、先日同じような事があった。
2年生の土井がイレギュラーの打球により鼻骨を骨折。
大量の鼻血。
こちらがいくらやめとけと言っても出ようとする。
全身麻酔の手術後もすぐに試合に来ようとする。
彼は新チーム暫定キャプテンでしたが、その心意気を買い、 正式にキャプテン当確、任命しました。
また、 春先の試合中に肋骨にヒビが入った飛び級の2年生の父親は、「 1学年上の試合に出させてもらってるんやろ?いつまで休んでるんや」  とわずか1週間で復帰させた。
沖崎父さん厳しいなぁ…。
でもその心意気が嬉しかった。
無理と無茶は違うけれど、 責任問題にまで発展するとなるとこちらもやるせなくなるが、 もしラガーマンなんかに言わせたら、たぶん『お前ら野球は甘い! 』 ってなるやろね。
勿論スポーツの種類は違いますけど…。
なんでもかんでもコンピューターだネットだの冷たい時代だけれど 、それでも一流企業が心意気のあるラグビー選手や駅伝選手、 そしてスポーツ選手の中でも特にキャプテンやマネージャーの雇用に踏み切る のも分かるような気がします。
特に野球というスポーツは大人になってからの人間の在り方を沢山  教えてくれるスポーツだと思います。