434】2022春、関西大会1回戦

9日土曜日は関西大会1回戦でした。
相手は奈良の生駒シニアさん。
関西大会で対戦するのは何年ぶりだろう。
曽田監督さんが、愛情を注ぎながらも厳しく育て上げるチーム。
毎年ピリッとしてて機敏であります。
2年生バッテリーですが、既にチームの中心選手。
激戦区奈良ブロックを勝ち上がって来られた理由はしっかりと有る。
私自身、この2年間のコロナの影響でか、何というか今一つ目を吊り上げて向かっていくモチベーションと言いますか、戦い方と言いますか、何か少しボヤけているように感じていましたが、問題なく戦闘モードには入れました。
ただトップチームはあと2階級は上げないと今後戦いにならない事がハッキリした試合でした。
個々が精神的になかなか成長を遂げていないのでチームがまだまだ幼稚です。
自覚出来れば考え方も変わるし、顔つきも行動も当然変わってきますので楽しみに待っていますが。
指導者の責任において我々もやり遂げなければなりません。
3年生もこの4月から3年生になったばかりと思いきや、シニア野球のメインイベントは5月14日から始まる日本選手権予選。
トーナメントの一発勝負です。
ということは「あと1ヶ月」しかない。
甘さを捨てて取り組まないと、あっと言う間に終わってしまう。
「気」が何より大切です。
「気」です。 
ということで、試合の方は掻き回されて何とも惨めな負け方でした。
守備で7つのエラー、走塁で3つの考えられないミス(その内1つは今まで見たことのないシーン)、こんな試合は滅多に無いです。
ちなみに走塁ミスのほとんどは気の緩みや油断、集中力の無さが原因だし、野球の本質への意識が薄い場合がほとんどです。
もっと簡単に言うならば、野球は打てさえすればそれで良い…、こんな感覚の選手が、だいたい「やらかし」ます。
そして攻撃面ではいつも通り見逃しと空振りのオンパレード。
ベンチ内の選手を見渡すと、悔しい表情をしているのは岸部と古井と塩谷の3人だけ。
あとはうわの空というか、地に足が着いていないというか、戦っていないというか、熱い思いも無いままやらさらている野球というか…。
それでもいっちょ前にふてくされる…。(苦笑)
これじゃ駄目ですよね。
スタンドとベンチ内では感じ方と見え方が違うので、外から見てると選手起用に ? と思う事もあるでしょうがベンチに居る私には関係ないし遠慮もしない。
私には経験から裏打ちされたチーム内セオリーとベンチ内セオリーがありますから。
覇気の無い選手は同ポジションに代わりの選手がいる限り3年も2年も関係ない、ドンドン交代していきました。
それがあの場面での最善策であり今後のためです。
結果を全く出せない選手、致命的なミスを毎度連発する選手、同じ事で何度も注意を受ける選手等には、これから上を目指すのであれば深く考え猛省して欲しい。
今までの3年生とは明らかに何かが違う…。
平等な時間が有りながら、どうしてこういう差が出来てしまうのか。
答はハッキリとありますから。 

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