433】恨めしコロナ

高校野球は京都国際さん、広島商業さん、それぞれの無念な思いをも背負った近江さんと大阪桐蔭さんとの決勝戦でした。
決勝戦までを視野に入れ、試合毎に調整力を高め、成長し、チーム力をいかんなく発揮、他チームを圧倒した大阪桐蔭さん。
怖いのは選手の事故、ケガ、驕りくらいしか見当たらず、正に頂点の極みであります。
P L 学園さんの黄金時代とよく似ています。
いやあの時よりも強いし野球の質も変わっている。
今後全国3600校の最大の目標となります。
何かと色々あった甲子園大会でしたが、初めての事とは言え、コロナに対する大人の判断はあれで良かったのだろうか?
広島商業は果たして大阪桐蔭戦を辞退しなければならなかったのだろうか?
今まで試合前にインフルエンザの検査をしたことがあったか?
また、その患者が出た場合、チームは試合を辞退だったのか?
コロナも流行りの風邪のようになりつつある現在、過剰反応過ぎて、もうグチャグチャになってるように私は思います。
テレビのニュース番組を見ていても、政財界の要人たちはもう既にマスクをしていない場面が多く見受けられるようになってきました…。
この度の高校ラグビーも可哀そうだったが、それでも選手達の為に苦肉の策で特別試合を組んで下さり、素晴らしい事だと思います。
選手達の為にという大人の熱い思いからにほかならない。
広島商業さんや京都国際さんの試合を特別試合として別途組むことだって何とか計らえなかったのだろうか。
高校野球界の上の組織が一番頭が固く、柔軟性が無いように私には見える。 ワンマン組織に有りがちな完全なるトップダウン方式。
そしてもう一つ気になる事、それはテレビを見ていて審判のストライクゾーンがまた一段と狭くなった事。
特に高目が辛過ぎる。
それとアウトコースの判定がブレまくっていた事。
この高めの辛さは先日開幕したプロ野球でも、「えっ?」と思うことがある。
中学硬式野球も高校野球もビデオ判定がなくジャッジに対して抗議が許されない事で、かえって審判員の探究心が欠如し技量が低下してはいないか?
2塁塁審や本部席から観た関係者が、度が過ぎる判定をチェックし真剣で発展的な反省会を開くべきだと私は進言したい。
球審もストライク、ボールを迷う事は1試合の中でもいくつもある。
それを疑問に思わず、誤りを自覚せず認めず、後で検証しないから技術が向上しないのである。
おそらくは、「あの時のジャッジはボールではなくストライクだったかな?」、「今日のストライクゾーン、ちょっと狭かったかな?」くらいの思いはあって、審判団内でも話は出るのではないか?
その時に他の審判は、これもおそらくは「いゃー、問題ないです、完璧でしたよ!」くらいの舐め合いのナァナァの会話になっているのではないだろうか。
やっぱり上司には言いにくいんかなぁ。
その辺から既に問題である。
これじゃ、ジャッジレベルは上がらないと思うが皆さんはどう思いますか?
そらから、こういう話をよく聞きます、主審が一番近くで見ているのだから一番正確で正しいと。
これ、タッチプレーならば当てはまるかもしれないけれど、ストライク、ボール、に関しては間違っています。
一番分かるのは捕手、二番目が投手、三番目が2塁塁審、そらから二遊間、中堅手、主審はその後です。
だから審判たるもの検証、精査、勉強をしなければならないのだと私は思います。
そこに物を置くな、そこに出てくるな、審判の立つ位置が、動きが、試合時間が、等々の諸注意、それも大切だし全面的に遵守し協力しなければならない事ですが、我々チームサイドの人間からすると、ストライクボール、アウトセーフ、ハーフスイング、ボーク判断、デッドボールか当たりに来ているのかの判断、明らかな間違いを認め訂正する勇気。
そして薄汚いヤジを飛ばすチームを即座に厳重注意をする、等々そういうことにもっともっと力を注いでもらいたいと切に願っています。
今後、まずプロ野球からでしょうがセンサーや A I を用いたジャッジシステム導入が加速するかもしれません。
無線での指示伝達も有り得るかも。
残念ながら。
矛盾してるかもしれませんが私は人間味のあるジャッジの方が遥かに魅力的で好きですが。        
関西シニア、審判部の皆さんも温かい気の良い方たちばかりですが、投球数制限がかかってきましたし、少しストライクゾーンを広げられたら如何かなと僭越ながら思っております。 

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