181】木よりも森

甲子園という大舞台で選手達がどれだけいつもの自分を出せるのか?
出させてやれるのか?
選手達に緊張するなと言っても無理があるし、ただ私はそれくらいしか考えてない。
あとは全部コーチがやってくれるし、実際プレーするのは選手だしね。
強いチームやポテンシャルの高い選手が揃っているチームが負ける事もあるし、うちのような未熟なチームが勝つ事もあって、なかなか予想通りにいかない。
数あるスポーツの中で、野球が一番下馬評通りの結果にならないのではないだろうか。
大が小を食う豪快さと、小が大を食う痛快さ。
特にアマチュアのトーナメント戦はそれが醍醐味であり、ましてや中学生ともなれば、まさかの勝ち負けが頻発する。
そこに怖さと希望が混在するのである。
だからこそ勝って傲らず、負けて嘆かず、熱き心は必要だが、勝ち負けに極端に一喜一憂しないで前に進む精神を養育し、心豊かで強い選手を育成し、高校さんにバトンを渡したいと思っています。

今週日曜日はタイガースカップ準決勝戦。相手は堺泉北シニアさんか大津瀬田ボーイズさんか。
どちらが来られてもうちにとっては厳しい戦いとなる。
ここまで勝って来たチーム、必ず卓越した何かを持っておられると思います。
よく聞くのがボーイズが、ヤングが、シニアが、っていう話。
私がシニアの威信にかけて戦いますと宣言し、結果も出せれば回りからも納得してもらえるのだろうけれど、責任の所在はともかくも正直に言って、私にそんな意識は無い。
結果としてシニアの為になれば幸いだが、ボーイズもヤングも素晴らしい組織な訳で、私としては垣根を越えた交流が深まる事が望ましいと思っています。
所属がどこであろうと、相手が誰であろうと、礼節を守り、謙虚に戦う。
目の前の試合に全力を尽くす。
勝ちたいけれど、負けたら「ごめんなさい」でしまい。
そのかわり内々では負けを分析し、次に生かす取り組みを増やす。
和と根と忍のいる仕事です。

まずはこの日曜日、チャレンジして来ます。
良い試合になりますように。