140】我が心を支配せよ

関西大会初戦、対大正シニア戦は 0対0 によるタイブレークの末 2対3 にて敗退しました。
ある程度の感触があっただけに結果を出したかったが、まだまだ甘く、普段からの弱点が、そのまま試合に出てしまい、優位に持っていけなかった。
とにかく覇気を感じないのだ。
特に打席で。
いったい、何と戦っているのだろう?  誰と戦っているのだろう?  って疑問に思う。
なぜ自信満々で向かっていけないのだろう?
その自信が持てないのは、自信がない理由は、練習に対する取り組み姿勢にある!!
プロセスにある。
その練習で限界に挑戦し、限界を知り、限界点を上げる。
レベルアップの大切なひとつの手順である。
練習で自分の心・体・技を徹底的に追い込まないから、いつまでも自分の小さな殻の中で収まってしまい、抜け出せず、戸惑い、そのぬるま湯が自分の 「普通」 になる。
そんな選手が緊張感のある試合に出場するとどうなるか…?
当然気弱なプレーの連続となること明白。
以前にも書いたが、まさに練習で自分を厳しく追い込まない選手は、逆に、試合では追い込まれてしまうのだ。
プレッシャーを楽しむなんてとてもじゃないが出来ない。
逆境に対応出来ず負のスパイラルに入り込んでしまう。
練習で苦しむ選手は試合で楽しめて、練習で楽しんでる、楽をしてる選手は試合で苦しみ結果も出せないという事になる。
殻を破って飛び出すためにステップアップするために、脇目も振らず新たな自分でガツガツと己を鍛えることに集中してくれないだろうか!
そして常に覇気ある声と行動で野球をしてくれないだろうか!
投手陣よ、2つ先輩である河本の常に汗まみれの練習姿勢を思い浮かべて欲しい。
野手陣よ、同じく畑の練習姿勢を、また1つ先輩の上神のいっさい手を抜かない練習姿勢を、そして松山や林の親分肌の強く暖かい心を思い浮かべて欲しい。

やるべきことはやって来た。
あとは本当に気持ちの問題。
今まで積み上げてきた事がこれから結果として出始めると思う。
今年の関西シニアの戦力はとても拮抗していて、そんな中、最後は人間力、そして組織力の闘いになる。
あと少しの所まで来ている。
この1ヶ月間で新たな闘志が生じてくればイケると思っている。

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