113】ボトムアップ

関西大会本戦には出たものの、初戦で郡山シニアさんに敗退。
投打が噛み合わないが、がしかし根本は絶対的な力が無いという事に尽きる。
少々の事では勝敗を左右されないだけの力あるチームにしたいのが現場を預かる者の本音。
良い試合もするが、もろく、大人しく、弱い面がある。
圧倒的な力は無くとも戦えるだけの力が無いとは思わない。
いや、そこそこの力はある。
しかしながら礼節が低下し、道具の整理整頓もいい加減になった。
鈍感な選手が増えてる。
こちらが何を言っても響かない選手もいる。
技量的に成長した代わりに何か大切な物を失ってないだろうか。
当然キャプテンの声にも耳を傾けない。
いわゆる 「ゆるく」 「ぬるく」 なった。
(技術) 以外の (心) (体) が、より重要なのに大切なことが置き去りになってしまっている。
主将林と副主将上神は去年1年間、ひとつ上の学年に帯同し、この1学年上のチームとの大きな違いを強く感じているのではないだろうか。
一度緩んだものはなかなか引き締められない。
昇るに難しく、降りるに容易い。
引き締めに難しく、緩めるに容易い。
否、選手が悪いわけではない。
こうなる事を予見出来たにもかかわらず私が黙認してしまったのだ。
私がブレた。
申し訳ない。
ただし、間違いなく体力はつけてきたし、主力故障者も間もなく復帰する。
この連休中に再確認出来た事や、収穫もいくつもあった。
この2週間で何とか出来ると思う。
子供は純粋だから、多くの選手達が真面目に取り組んで来たのだから、こちらに風が吹く。
手を緩めず今一度鍛え直す。
熱い夏の一発勝負。
選手達が、「ナニクソ」 と強い意地をもってくれれば…。
なんか選手がやってくれそうな気もします。
選手の自覚と奮起を信じたい。

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