153】勝負と道徳

勝負師はどんな手を使ってでも勝ちたいと思う。
私も例外ではない。
しかしアマチュア野球はルール以外のエチケットやマナーも絶対に守るべきです。
その上での勝利にこそ真の価値があると私は思っている。
それが学生野球です。
それを教えずして指導者とは言えない。
品格のない指導者は、品格のない選手を育て、品格のないチームを作る。
試合前に審判を交えて試合の、スピード化、ラフプレーの禁止、相手に対する暴言ヤジの禁止、マナー等々を確認したにもかかわらず、それを理解出来ないのか先頭を切って相手選手をヤジリ飛ばし、審判にも暴言を吐くコーチ。
大人がそんなんだから当然選手達もいけない事とは理解出来ず真似はするわ、悪態はつくわ、スパイクの刃を向けてスライディングしてくる事もあるという、これが青少年育成と言えるのか、子供の為になっているのか、教育上どうなのか、親は納得なのか。
時々見かけるこの哀れで愚かな光景。
スポーツがスポーツでなくなり台無しだ。
スポーツとは、キナ臭く、どす黒く、セコく陰湿なものなのか?
これが我がチーム内であれば私が許さないが、幸い我がチームにその心配はなく、チームを選手達を誇りに思います。
豊中シニアは、相手に対してヤジ禁止、勿論試合中のジャッジに対してもクレーム禁止です。
有する権利として試合中だと監督の立場でジャッジの確認、そして遅延行為にならないよう疑問、質問は試合後に訪ねて行き、聞いていただくようにしています。
審判の方々に敬意を払いつつも敢えて、試合中の愚行を取り締まれる威厳と判断力、また、それを裏付け出来るようより一層の正しく正確なジャッジを、更なる技術向上を期待しております。

チームは最低限の礼儀作法は植え付けながら子供達を育成向上させる必要があると思うし、それが日本の文化であり、伝承していくべき習わしであろうと思う。
古い人間と言われようが、時代が違うと言われようが、それが私。
残さなければならない事のひとつだと認識している。
審判部の皆様には、子供達の事を思う、現場の指導者の私利私欲を捨てた清き意見に対しては、なるべく真摯に耳を傾けていただき、そして一生懸命勝利に向かって純粋にたゆまぬ努力を重ねている子供達の為に更なる公正かつ正確なジャッジをいただけますよう御努力を賜りたいと存じます。