117】無念と反省

豊中シニアの日本選手権予選が終わりました。
昨年に続き、強豪神戸中央シニアさんに敗退、しかも今年は完敗です。
グランド内でのほとんど全ての事で完敗でした。
春先のオープン戦で神戸中央さんに勝利した事で鼻が伸びたか。
豊中も力は持っているが、相手はリベンジを胸に、集中力をどんどん高めている。
実力のある強いチームが必死の形相で準備しているのに、対する豊中はと言えば、その空気も読めず、バラバラのダッシュ、のんびりしたキャッチボール、まるで緊張感の無い準備。
大事な闘いの前とも思えない。
とにかく準備にこだわる私には辛くもどかしく、厳しくアップをやっていた頃が懐かしい。
僅か9ヶ月前までの事。
少しずつ時間をかけて、この数ヶ月でこんなに私の意にそぐわない準備運動になってしまった。
私の言う野球の準備とは、適度に汗を出し、余力を残し試合に備える、という事ではない。
強烈に2段階目の汗まで出し、有りとあらゆる筋肉を目覚めさせ、同時に一触即発の心の準備まで備えるというもの。
野球の試合というのはラグビーやサッカーやテニスやボクシング等と違い、実は身体的には楽。
故にそれなりの楽な準備で試合に入りがちになる。
それが誤りのもと。
特に伸び盛りだが甘い中学生、季節や気温によっても多少メニューは異なるが、バテるまでやるくらいが丁度良い。
そうしないとキレのある動きになりにくい。
実際、試合でバテた事は無いし、この方が動きが良くなるのは明らか。
もちろん真剣にやれば精神的にはクタクタになるし、バッテリーの疲労度は考慮しなければならないが、しかし野手は楽な試合。
しかも試合の半分の1時間は身体的な負担はほぼ無い。
だからこそ余計に試合開始時点でその日のベストな状態にしておかなければならないのではないか!。
すぐに集中出来る精神状態にしておく為、体の状態の方は仕上げておかなければならないはず。
ずっと言い続けて来た事だが、実行させられなかった。
今更皆に注意するタイミングでもなく…。
私が側に付いてやれなかったのがいけなかった。
試合前のトイレの帰りに自チームのロッカーを覗いた。
整理されていないバッグ、バットケース、シューズケースetc。
シートノック後のグランド整備は神戸中央の選手だけで、豊中の選手の姿は一人も無い、情けない…。
「今日は相当厳しい試合になる…」
私が特に嫌う事々が波状攻撃の如く私の心を襲ってくる。
去年の豊中との一番の違いはここ。
実力的にはあまり変わらないのに。
こういう事の大切さが理解、実行出来れば、どんなチームが相手でも充分良い戦いが出来るのに。
それから、これは余談だが、やたらと親からの不平不満や批判の声が耳に入ってくるのも今年の特徴。
チームにとってデメリットな事なのに、残念です。
いずれにしても、私の指導力不足。
理由はともかくも、私がこの緩みを黙認してしまったのだ。
敗戦も、勝てるだけのチームレベルに持っていけなかった私の責任。
この9ヶ月で10年分の経験をする事が出来たと思う。
この貴重な経験も活かし、必ずや納得のいくチームを作る。
選手達には、そして応援して下さった関係者の皆様には、チームを勝利に導く事が出来ず本当に申し訳なく思います。
深く反省し精進いたします。